国内材料メーカーについて
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近年見直される防火水槽の重要性

万が一近所で火事が起こった場合、消防隊が到着すると消火が始まります。

消火に使われる水はいろいろな消防水利を利用しています。

河川や海、井戸水といった自然の水ももちろん使われますが、自然の水路がない場所で消火活動を行うために欠かせないのが消火栓や防火水槽といった消防水利です

そのなかでも防火水槽は地震などにも強い消防水利と言われています。

地面の中にコンクリート製のタンクを埋め込み、そこに防火用の水を溜めておくのです。

住宅街などでよくみられる消火栓は、地震などで地中の水道管が破裂した場合機能しない可能性があるという問題があります。

その点防火水槽はタンクの水を直接くみ上げる単純な構造なので、災害時でも使いやすいという利点があります。

また消防士などでなくても一般の市民が初期消火に利用できるなどメリットの多い消防水利なのです。

阪神淡路大震災以来、初期消火の重要性が再燃して近年設置数が増加傾向にあります。